浴室をリフォームする際、エコにこだわるのであれば浴槽の材質にもこだわるべきです。一般的な浴槽は一度お湯を張った後は給湯器の機能で保温や温め直し、足し湯などで温度の維持を図りますが、浴槽を保温性が高いものに変えれば4時間程度経過しても2から3℃ほどしか下がらないため、温め直さなくても十分に入ることができます。家族で入浴する時間がまちまちな場合に適した浴槽で、浴槽が断熱材で覆われているだけでなく、ふたも熱を逃がさない構造になっています。浴槽だけが温かくても床に冷たさがあるとゆったりできませんが、浴室リフォームのときに断熱性の高いものを利用すれば冬でも冷たさを感じにくくなります。

クッション性を備えた素材もあって、断熱性が高まるだけでなく衝撃吸収性にも優れ、子どもや高齢者の足に負担がかかりにくくなります。さらに空気がひんやりすることも防ぎたい場合には、暖房機を天井部分に備えると良いです。浴室内リフォームで適している天井暖房は換気機能や乾燥機能も備えた多目的に使えるタイプで、寒い時に使うだけでなくお風呂を利用した後の湿気を取り除き、カビや雑菌が繁殖しにくくしたり、雨降りや梅雨の時期などに洗濯物を乾かすために利用することが可能です。これまで天井に換気扇などが付いていなければ新たに配線工事が発生したり、場合によっては天井の補強が必要になることもあります。

安全性を高めるためにも、業者の人にしっかりと現地確認してもらうようにしましょう。

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