浴室のリフォームは古くなった浴室を新しくするだけではなく、最新の機能の付いたユニットバスを設置することで快適な生活を可能にします。従来の戸建て住宅の浴室はタイル張りが主流でしたが、現在はマンション等で使われているユニットバスが戸建て住宅でも使われるようになりました。タイル張りのお風呂は地震などにより割れが入ったり目地に汚れが付き易く、きれいな状態にしておくのに手間がかかりました。最新のユニットバスは機能的で暖かく汚れがつきにくい製品が開発されています。
タイル張りのお風呂が古くなった場合は、ユニットバスに取り替えるとさまざまな問題が解決できます。日本では人口の高齢化が進み、どの家庭でもバリアフリーの住宅が求められるようになりました。中でもユニットバスには段差のないタイプや、手摺につかまりやすい取っ手が付いたタイプも用意され、浴室のバリアフリー化を実現できます。省エネにおいては断熱タイプのユニットバスを設置することにより、冬でも暖かく給湯器の負担を減らすことができるお風呂を実現することができます。
風呂釜を含めて取り替えると浴室リフォームの価格は100万円前後が相場となります。リフォームの依頼では個別に施工会社から見積りをとる方法も考えられますが、断りづらくなったりして後々面倒なものです。いろいろな業者からの見積りを比較できるインターネット上のサイトも運営されていますので、利用すると便利です。注文する場合は必要とする大まかな性能のみを相手に伝え、ユニットバスのメーカーまでは指定しないほうが懸命です。
メーカーを指定すると価格が高めになる場合がほとんどだからです。