羽毛布団のメリットとしては非常に軽量であり、また保温性と通気性に優れているため綿やポリエステルで作られた布団よりも快適に利用することができるということで、特にその性質から冬から夏までオールシーズンで使うことができます。一方で羽毛布団に限らず布団は時間が経過することでその詰め物が固くなってしまいます。このため利用すればするほど快適性が失われていくため、昔から打ち直しと呼ばれるリフォームが行われます。ただこのリフォームは布団が安価になることで、買い替えた方が安いといったこともあって、あまり行われないものとなっていますが、羽毛布団に限ってはリフォームした方がお得なケースがあります。
打ち直しの基本としては、布団を解体して中身を取出し、洗浄乾燥を行って、その後に新しい側生地に入れるというものです。洗浄乾燥によって量が減った場合にはプラスされます。なお、打ち直しとリサイクルがありますが、リサイクルの場合には他の布団で使用された中身を利用しますが、打ち直しでは新品の中身が使われます。このふたつの違いを理解しておくことがポイントです。
また中身を足さないと布団が痩せることがあります。羽毛布団をリフォームするメリットとしては、新しい布団を購入するよりも安価で済むケースがあることや、最小限の廃棄物で新品同様のものにすることができます。特に高価な羽毛布団の場合には購入するよりも適切な業者によってリフォームされる方が、新品を購入するよりも安価で済みます。